2019年のGW(4/27〜5/6)は天皇陛下の皇位継承などのため10連休が予定されてます。
10連休ですから、平均的なお盆休みや正月休みより長い休暇となりますよね。
ただ、いくら前代未聞の連休とはいえ当然嬉しい人ばかりではないのが現実です。
特にサービス業など連休が仕事にも関わらず保育園や幼稚園が休みとなると、子供を抱える働き手としては大問題ですね。
そこで政府は子供のいる世帯の生活に支障が出ないための方針として打ち出したのが「保育補助加算」という期間限定の制度です。
早速巷では、「いくらの補助?」「誰がもらえるの?」など”気になる”という声が上がっていますので、「保育補助加算」の現在決まっている部分についてわかりやすくまとめていきたいと思います。
保育補助加算とは?
GW中に普段預けている保育施設がながく休みとなると、一時保育の大幅な需要増加がみこまれます。
一定期間に需要が集中すると、保育施設側が懸念する点として
- 休日出勤にかかる人件費増
- 人員拡充による人件費増
などがあげられます。保育士さんも施設側としても負担が増えるのは容易に想像できますね。
そこで2019年GW期間に限り、通常より保育施設に対しての補助金を加算する
というのが保育補助加算です。
補助の金額はいくらもらえる?
現在、保育補助の金額は1年間で一時預かり保育を利用した子どもの人数により補助金額が決定されているそうです。
出典:ハフポスト日本版
例えば、年間の一時保育人数が100人の保育施設があるとします。
この保育施設では、あと200人の一時預かりを受けると補助金額が上がるわけですが、いくら通常より長い休暇とはいえ10日間に200人の増加が見込めるとは考えられません。
ちなみに年間300人の施設では補助金額UPにはあと600人とかなり幅がありますね。
そうなると、期間中に需要が集中して負担は増えるのに年間の保育補助の金額は増えないという問題が起きます。
それでは運営する保育施設もたまったものではありません。
なので今回の保育補助加算では期間中(2019年GW)に限り一時保育をした人数一人当たりで補助金額を加算することにするようです。
補助は保護者はもらえない?

また気になるのが、保育補助加算の対象は保育施設だけ?という点ですよね。
一時保育は安くありませんから保育補助加算では10連休中に保育施設に預ける保護者側への補助もあってもいいと思います。
しかし残念ながら、今回の保育補助加算では預ける側への補助は話し合われていないようです。
預ける側としては保育補助加算と別に、家計の助けになるような施策も今後話し合っていただきたいものですね。
まとめ
- 2019年GW、保育補助加算が適用されます。
- 保育補助加算は保育施設に対する補助です。
- 金額は「いくら」加算ではなく、一人当たりで加算。
- 保護者に対する補助は現状ではなし。
今回は保育補助加算についてまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す